今回は、『呪術廻戦』の加茂家の家系図について考察します。
『呪術廻戦』の加茂家は御三家のうちのひとつであり、「正統派」であることと、「伝統派」であること、そしてその「地位」や「血統」、「名前」に対しても非常に強いこだわりを持っている家系です。
また、昔から高貴な家系であったことから、呪術界のお偉方とも関係が深く、特に保守派とは懇意にしています。
さらに、加茂家は古くは平安時代に目覚ましい活躍ぶりを見せた「陰陽師」の後裔であり、そのルーツをたどると、安倍晴明にたどり着くという話も出ています。
そんな加茂家にはどんな人材が揃っているのでしょうか。
それでは、『呪術廻戦』の加茂家の家系図とその闇について見ていきたいと思います。
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【呪術廻戦】加茂家の家系図は?
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まずは、『呪術廻戦』加茂家の家系図からです。
これまでのところ、加茂家の呪術師としては、明治時代に見事な活躍ぶりを見せていた加茂憲倫（かも のりとし）と、その息子とされている加茂憲紀（かも のりとし）の二人のみです。
この二人についてもう少し掘り下げて見てみましょう。
加茂憲倫（かも のりとし）
加茂家の当主は加茂憲倫だったとされています。
自分が望むことを達成するためには、どのような手段を取ろうとも問題にはしないという自己中心的な呪術師です。
そのため、他者の事を全く考慮することなく、極悪非道なことを平気でしてしまうため、「史上で最も悪名高い呪術師」だとか、御三家の名誉を傷つけたことで「御三家の汚点」と言われています。
加茂憲倫は、呪霊の子どもを産むことができるという特異体質の女性と出会い、9回その女性を妊娠させ、9回とも堕ろさせる事で、『呪胎九相図（じゅたいくそうず）』という特急呪物を生み出しました。
その『呪胎九相図（じゅたいくそうず）』の中でも最初に誕生した、長男が脹相（ちょうそう）。2番目が壊相（えそう）、3番目が血塗（ちけず）です。この3体は特急呪物であり、なかでも脹相がいちばん強いとされています。
長男の脹相は母に対しひどい仕打ちをした加茂憲倫を嫌悪しています。
加茂憲紀（かも のりとし）
加茂憲紀も加茂憲倫同様、「かも のりとし」と読みます。
京都府立呪術高等専門学校の3年生であり、準1級呪術師。
加茂家は御三家であるので、本来なら呪術高等専門学校に入る必要はなかったのですが、堅気なところがあるので、入学に至りました。
憲紀は、一応、憲倫の息子であり、加茂家の次期当主になるものと考えられます。
「一応」というのは、憲紀は、憲倫とその正妻の子ではなかったからです。
憲倫と正妻との間に、加茂家に代々伝わる術式を持つ男児が生まれなかったというのが一因にあります。
つまり、内妻との子どもであり、通常ならば忌み嫌われるはずの子どもであったのです。
ただ、憲紀は準1級呪術師であり、加茂家の術式を扱えたことから、加茂家の後継者として正式に受け入れられました。
また、憲紀は、内妻として虐げられていた母親のことが大好きで、大切に思う優しいところがあります。
【呪術廻戦】加茂家の家系に伝わる一子相伝は何?
加茂家に伝わる一子相伝は「赤血操術（せっけつそうじゅつ）」という技です。
これは、血液を自在に扱うことができるもので、加茂家の一子相伝というものの、特級呪物の「呪胎九相図」たちも使いこなすことができます。
赤血操術には弱点は無いの?
赤血操術では、自分の血液を使ってしまうので、使用するのが人間の場合、貧血を起こしたり、使用量が大量になると死んでしまうこともあるという大きなリスクがあります。
ただし、自分の血液をあらかじめ保存しておくことは可能です。
また、呪霊との間に生まれた脹相を始めとする「呪胎九相図」たちは、呪力を血液に変えることができるので、大丈夫です。
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【呪術廻戦】加茂家の家系図についてのまとめ
加茂家は『呪術廻戦』における御三家のうちのひとつであり、地位や伝統を重んじる昔ながらの高貴な家系です。
また、加茂家はそのルーツに陰陽師として名を馳せた安倍晴明もいると言われています。
現在、『呪術廻戦』に名前が出てくるのは、加茂家の当主「加茂憲倫」とその息子「加茂憲紀」の二人です。
「加茂憲倫」は極悪非道なやり口から、「呪胎九相図」を生み出し、御三家の汚点とまで言われるほど自分勝手な人間です。
けれども、その息子の「加茂憲紀」は「加茂憲倫」の内妻の子として生まれてきたのですが、実の母親の事を大切に思う、やさしい高校生です。
加茂家の家系に伝わる一子相伝は「赤血操術」で、自分の血液を自在に操り、敵を攻撃することができる技ですが、人間が使うと、貧血を起こしたり、失血して無くなってしまうリスクがあります。
今後の加茂家はどのようになってくるのか、楽しみですね。
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