「呪術廻戦」に登場する呪術師たちには、立派な家柄と権力を誇る三つの家系があります。この三つの家系のことを呪術廻戦における「御三家」と呼んでいます。
御三家には、それぞれの血筋によって古くから伝えられる「相伝の術式」というものがあり、代々それを受け継いでいます。
今回は、その御三家である「禪院家」、「五条家」、「加茂家」についての家系図とその血脈を受け継ぐ者たちについてその関係性も合わせて探求していきたいと思います。
>>『呪術廻戦』で気になるキャラの登場シーンを見逃したあなた!<<
【呪術廻戦】における御三家についての探求
『呪術廻戦』に登場する御三家には「禪院家」、「五条家」、「加茂家」があるのですが、どの家系にも、昔ながらのお家柄にありがちな、当主の絶対的権力や、傲慢さがもれなく溢れています。
また、相伝の術式が使える者は、強ければ優遇され、使えない者は冷酷な扱いをあからさまに受けるという非道さも、特に年齢層の高い物たちの中では共通であり、現代の日本では、間違いなくパワハラで訴えられることでしょう。
でも、昔の日本では、このようなことは普通にあったと考えられます。
まるで、昔の日本人の生活の歴史を見るようなお話ですね。
【呪術廻戦】における禪院家の家系図は?
禪院家の当主は26代目を務める禪院直毘人。
71歳の特別1級術師です。
この当主の禪院直毘人を筆頭に、その息子が直哉。
直毘人の弟が扇。
扇の双子の娘が真希と真依。
直毘人の兄の息子が甚壱(兄)と甚爾(弟)。
甚爾は伏黒家に婿入りしたため、伏黒甚爾となります。
そして、甚爾と前妻の子が伏黒恵です。
また、甚爾と後妻の間にできた子が伏黒津美紀です。
【呪術廻戦】禪院家の特徴
『呪術廻戦』に登場する御三家の中でも、呪術師が最も多く在籍する名門が禪院家です。
屈強な術式をもつ呪術師たちをその家系に吸収することで発展してきた一族であり、呪術界に貢献してきたことで、禪院家はゆるぎない地位を獲得してきました。
そのため、呪術界での発言権も絶大です。
禪院家は、「禪院家は非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」という考え方をしており、非常に独善的な家系であり、相伝の術式を引き継いでいない者は術師であっても落伍者として冷酷な扱いを受けることになります。
また、男尊女卑も甚だしい家系です。
禪院家相伝の術式
禪院家の相伝の術式の二つは、自身の影を媒介とした十種の式神術「十種影法術」、予め作った動きをトレースする「投射」です。
こちらもおススメ!
呪術廻戦における禅院家の家系図を公開します! 『呪術廻戦』で登場する禪院家は、呪術師の中でも由緒正しい名家であり、呪術界における御三家のうちのひとつです。 絶大な威力をもつ術式を扱う呪術師たちを他から禪院家にどんどん取り …
>>『呪術廻戦』で気になるキャラの登場シーンを見逃したあなた!<<
【呪術廻戦】における五条家の家系図は?
五条家には、今のところ、五条悟しかこれと言って特筆すべき呪術師は登場していません。
その五条悟は、東京都立呪術高等専門学校の先生であり、特級呪術師でもあります。
【呪術廻戦】五条家の特徴
五条家は、呪術廻戦に登場する五条悟の家系で、日本三大怨霊の1人にして大物呪術師であったとされる菅原道真公を祖としています。
五条家はある意味、呪術界において最も強い影響力を持っている家系といえます。
五条家相伝の術式
五条家は、無下限呪術を相伝しています。
そして、五条悟は、六眼という特殊な体質があるため、無下限呪術を完璧に使いこなすことができます。
こちらもおススメ!
今回は、呪術廻戦の御三家のひとつ、五条家の家系図に迫りたいと思います。 呪術廻戦では主人公ではないのにもかかわらず、一番人気があるのが「五条悟(ごじょう さとる)」です。 その五条悟の出身である五条家は、由緒正しい御三家 …
>>『呪術廻戦』で気になるキャラの登場シーンを見逃したあなた!<<
【呪術廻戦】における加茂家の家系図は?
加茂家の当主は「加茂憲倫」。
そして、次期の当主とみられるその息子が「加茂憲紀」。
ただし、息子の「加茂憲紀」は、正妻の子どもではありません。
通常ならば、血統を重んじる加茂家において当主候補に選ばれることはないはずですよね。
でも、「加茂憲紀」は準1級呪術師であり、加茂家の一子相伝の術式が使えるため、当主候補となっています。
加茂家は、呪術師として登場するのはこの二人だけです。
【呪術廻戦】加茂家の特徴
「呪術廻戦」に登場する加茂家は、平安時代からの陰陽師としての血統を先祖代々受け継ぐ呪術師として高い地位を築いている一族です。御三家の中でも正統派で、伝統と格式を重んじ、呪術界上層部とも関係性が深い一族になります。
加茂家相伝の術式
加茂家の一子相伝の術式は、「赤血操術」。
「赤血操術」とは、ナント、自分の血液を自在にあやつり、敵を攻撃できるという技です。
ただし、自分の血液を使うので、使いすぎると貧血になってしまうそうです。
また、大量の水をくらうと、血液が薄まって威力が落ちてしまいます。
ちょっと面白いのですが、まさに身を削る技ですね。
こちらもおススメ!
今回は、『呪術廻戦』の加茂家の家系図について考察します。 『呪術廻戦』の加茂家は御三家のうちのひとつであり、「正統派」であることと、「伝統派」であること、そしてその「地位」や「血統」、「名前」に対しても非常に強いこだわり …
【呪術廻戦】における御三家の関係性は?
「禪院家」、「五条家」、「加茂家」の御三家同士は、互いに折り合いが悪く、高慢であり、自分の家が最強でありたいという気持ちが根本にあるため、互いに妨害し合う関係です。
特に、過去に御膳試合をしたことで、五条家と禪院家の当主が二人とも死んでしまった両家は、その後もずっと尾を引いており、関係は悪いままです。
ただ、若い世代では過去のしがらみはあまり気にする様子もなく、互いに一目置くような場面もあるのが救いですね。
【呪術廻戦】における御三家についてのまとめ
「呪術廻戦」で登場する御三家は、「禪院家」、「五条家」、「加茂家」です。
禪院家の家系には、当主の禪院直毘人、息子の直哉がいます。
また、扇と扇の双子の娘の真希と真依、甚爾と伏黒恵、伏黒津美紀という、層々たるメンバーがそろっています。
対する五条家は五条悟のみが登場。
加茂家も加茂憲倫と加茂憲紀のみが登場しています。
これらの御三家は、折り合いが悪く高慢なので、互いに妨害しあう関係です。
ただ、若い世代では過去のしがらみはあまり気にする様子もないようです。